信じていた夫の裏切り行為によって離婚を決意する人は、決して少なくはありません。
ですが、いざ離婚をするにあたり慰謝料を請求するには、夫の不貞行為を確実に立証しなければならないと言う大きな課題があります。
離婚を決意した今、これからの明るい未来の為にも、あなたは力強く前へ進んでいかなければならないのです。
慰謝料の請求や財産分与を優位にするために
夫の不貞行為が理由で離婚請求する場合は、浮気相手との不倫を立証することが必要です。
裁判所では、憶測や虚偽による詐欺行為を防ぐ為、浮気の証拠が明確に認められないと離婚請求が棄却される場合もあるのです。
裁判で確実に勝利をつかみ慰謝料の交渉を有利に進ませる為にも、私たちのような探偵事務所の浮気・不倫調査を依頼することを検討してみるのもひとつの方法です。
婚姻破綻の因果関係も重要
![](https://iso-tomakomai.com/wp-content/uploads/2024/02/flirt-woman.jpg)
離婚裁判を優位に運ぶには、婚姻破綻の原因が夫の不倫であるという因果関係を立証する必要が出てきます。
元々夫婦関係破綻し、修復不可能な状態である場合。
夫が浮気相手と性的関係を持ったとしても、その不倫が夫婦破綻の原因であるとは認められないケースもあります。
夫の不貞行為によって初めて家庭に不和が生じたと言う事実を、第三者にも伝わるように日頃から日記やメモなどを取っておくことをお勧めします。
高い慰謝料を請求できるのはどんな時か
慰謝料の金額は、一律で決まっているわけではありません。
例えば浮気や不倫の場合は100万から300万円、DVやモラハラの場合は50万から300万円が相場となります。
相手の行為によって精神的にどれだけ苦痛を受けたかが金額を左右します。
少しでも高い慰謝料を請求するには、押さえるべきポイントがあります。
- まず婚姻期間が長いことが有利で、年齢が高め、更に相手の年収が高い方がベター
- さらに未成年の子供がいたり、相手の責任が大きければ尚高額に
- 不倫関係やDV・モラハラの期間、別居期間、セックスレスの期間は長ければ長いほど請求額が変わる
ただしそれをきちんと証明できなければ金額には反映されません。
口頭で伝えるだけ、感情で訴えるだけでは駄目なのです。
不倫の場合は、夫の不倫相手にも慰謝料を請求できます。
婚姻相手と不倫相手どちらからも高額慰謝料をもらう、ということは出来ませんが、覚えておくと良いでしょう。
状況によっては慰謝料が取れない?
夫に不倫の代償を最大限に支払わせたい、と思っていても、それができないこともあります。
高額請求しても経済力が無ければ支払うことができませんし、慰謝料分を含め、財産分与を多めに分配されるケースもあるのです。
またあなた自身にも非があるのなら、高額請求をすることは出来ないかも知れません。