離婚裁判で有利にはたらく浮気の証拠とは、第三者にも「2人の関係が肉体関係にあると分かる」ことが大変重要です。

妻がどんなに「夫と一緒に写真に写っている女性は浮気相手です」と訴えたところで、喫茶店や車内でのツーショット写真ではその効力は弱いものです。

たとえ、それがもしラブホテルの出入り口で撮られたツーショット写真だったとしても、1回程度の不貞行為では離婚や慰謝料の請求が認められないケースが多いと言われています。

今回は、どのような証拠が必要なのかお話しします。

どの程度の証拠が必要なの

考える女性

せっかく苦労して撮った証拠写真を水の泡にしないためにも、裁判所に不倫の証拠を提出する際は、夫と交際相手がどれだけ親密な関係にあるかを第三者にも納得してもらう必要があるのです。

効果的な証拠の提出法としては、ラブホテルの出入り口や車内でのツーショット写真の場合、日にちが違うものが3枚は用意したいところです。

その際、ホテルの場所や入出・退出時間が分かるようにしてあると、肉体関係を立証する上ではさらに効果が高まります。

また、交際相手のアパートやマンションに通っている場合は、女性の部屋に夫が入って行く様子の写真が5枚程度あると、足繁く通っていると判断してもらえます。

このように、離婚裁判に勝つためには夫と浮気相手に肉体関係がある証拠を掴むことがポイントです。

もし、これが手に入らない状況では慰謝料の請求や親権の取り合いで揉めることになるため、素人の尾行が不安な場合は費用はかかっても、証拠集めのプロである探偵に依頼することを強くおすすめします。

証拠集めは探偵事務所に依頼するのがおススメ

夫の不倫の証拠を集めようと思い自分で行動する奥様もいますが、もしそれがバレてしまったとき、夫はさらに隠れて浮気相手と会うようになります。

浮気の証拠を探ろうとスマホをチェックしたりカバンの中を調べてみても、証拠を見つけるのは難しいかもしれません。

あなたが不倫を疑っているときは、ご主人も同じようにあなたの行動に対して敏感になっています。

少しでも普段と違うことがあると、ご主人はすぐに感づくことでしょう。

あなたの行動に不信感を抱くと、浮気の証拠をさらに巧妙に隠すようになります。

こうなると証拠探しは行き詰ってしまうことでしょう。

もしもの時のためにも、確実な証拠を集める

探偵

写真や動画などを撮影し、それを証拠にしようとする人もいますが、画像が明確でなかったり二人でいる場面を撮っているだけなど、証拠として使用できないケースも少なくありません。

実際に離婚裁判になった場合、弁護士から証拠として使用できないと却下されてしまうこともあるでしょう。

完全な証拠集めをするなら、やはり探偵事務所に依頼するのがおススメです。

調査のプロが証拠集めをしてくれますので、裁判の証拠として採用されるものを集めてくれます。

探偵事務所に依頼すると料金が高くつくのではと心配される人もいます。

ですが、実際に離婚裁判に進んだ場合、自分の有利となる証拠集めができなかった場合、慰謝料や養育費などが少なくなってしまうことも考えられます。

なので、確実な証拠を集めるため探偵事務所に依頼したほうが賢明といえるのではないでしょうか。