こんにちは。総合調査事務所アイスターオフィス苫小牧相談室です。
今回は、多くの方が誤解しがちな「浮気の証拠」について、詳しくお話しします。

パートナーの浮気を疑っている方の中には、「ツーショット写真さえあれば十分」と考えている方も少なくありません。
しかし、実際はそう簡単ではないのです。なぜツーショット写真だけでは不十分なのか、そして本当に効果的な証拠とは何か、具体的な事例を交えてご説明します。

なぜツーショット写真だけでは不十分なのか

お茶をしている二人

ツーショット写真、つまり疑わしい2人が一緒にいる写真を撮ることができたとしても、それだけでは法的に「不貞行為」とは認められません。なぜでしょうか?

事例:Aさん(35歳・男性)のケース

Aさんは、妻が同僚の男性と頻繁に食事に行っていることを不審に思い、自分でレストランで2人の写真を撮影しました。しかし、この証拠だけでは、以下の理由から不貞行為を証明するには不十分でした:

証明できない理由
  • 単なる職場の同僚との食事である可能性があるから
  • 2人の関係性が友人や知人程度である可能性があるから
  • 肉体関係の有無が不明確であるから

つまり、ツーショット写真だけでは、2人の関係が単なる友人や同僚以上のものであることを証明できないのです。

不貞行為の法的定義

ポイント

法的に「不貞行為」と認められるためには、以下の要素が必要です:

  1. 配偶者以外の異性との性的関係の存在
  2. 婚姻関係の本質的な要素である貞操義務に反する行為であること

単に2人で会っているだけでなく、性的関係があったことを示す証拠が必要になります。

効果的な証拠の具体例

ラブホテルに入るカップル

では、どのような証拠が効果的なのでしょうか?以下に具体例をご紹介します。

事例:Bさん(42歳・女性)のケース

Bさんは、夫の浮気を疑い探偵に依頼しました。探偵は以下の証拠を収集し、不貞行為を立証することができました:

ラブホテルへの利用の証拠

  • 夫と浮気相手がラブホテルに入る様子の写真や動画

継続的な関係の証明

  • 複数回のデート場面の写真や動画
  • 頻繁に会っている場所や時間帯の記録

親密な様子の証拠

  • 手をつないでいる様子や抱擁している場面の写真
  • 車内でのキスシーンの動画

会話の内容

  • LINEのメッセージのスクリーンショット(※Bさんが所有)

これらの証拠を組み合わせることで、単なる友人関係ではなく、不貞行為があったことを強く示唆することができました。

証拠を押さえることの重要性

泣く女性

では、なぜこのように詳細な証拠を押さえることが重要なのでしょうか?

  1. 離婚調停や裁判での有利な立場
    十分な証拠があれば、慰謝料請求や財産分与で有利な条件を引き出せる可能性が高まります。
  2. 真実の確認
    疑惑を晴らし、事実を正確に把握することで、今後の人生の決断に役立ちます。
  3. 精神的な整理
    明確な証拠があることで、自分の感情や状況を整理しやすくなります。
  4. 再構築の可能性
    事実を突きつけることで、パートナーとの関係を見直すきっかけになることもあります。

事例:Cさん(38歳・男性)のケース

Cさんは、妻の浮気を疑っていましたが、確実な証拠がないままモヤモヤと過ごしていました。探偵に依頼して詳細な証拠を得たことで、以下のような結果につながりました:

  • 妻に事実を認めさせ、謝罪を受けることができた
  • 浮気相手との関係を完全に断つことを約束させた
  • 妻が強く反省したことで夫婦関係の再構築に取り組むことになった

このように、確実な証拠を押さえることで、その後の人生の方向性を明確に決めることができるのです。

探偵に依頼するメリット

撮影

ここまで読んで、「そんな証拠、自分で押さえるのは無理だ」と思われた方もいるでしょう。その通りだと思います。だからこそ、探偵に依頼するメリットがあるのです。

専門的な技術と経験

  • 長年の経験により、決定的瞬間を逃さず撮影できます
  • 最新の機材を使用し、確かな証拠を集めます

法的に有効な証拠収集

  • 違法な手段を用いず、裁判でも通用する証拠を集めます

客観的な視点

  • 感情に左右されず、事実のみを収集します

まとめ

浮気の証拠を押さえるには、単なるツーショット写真では不十分です。法的に有効な証拠を収集するには、専門的な知識と技術が必要です。

もし、あなたがパートナーの浮気を疑っているのであれば、一人で抱え込まず、探偵の力を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。

私たちアイスターオフィスでは、お客様一人ひとりの状況に応じた最適な調査プランをご提案いたします。些細な疑問でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

あなたの平穏な日々を取り戻すお手伝いをさせていただきます。