新しい街に行って迷ったりしたことはありませんか?待ち合わせ場所に行きたいけど、どっちに行けばいいのかわからない。Google mapを片手に歩いていても、目的の場所が行き過ぎたりと、慣れていない街ではそんなことはよくあることです。
毎度毎度、目的の場所をスマホで検索して移動する。これが、調査中に行われるとしたらどうでしょうか?探偵が調査を行うにあたり、そのエリアの土地勘があるとないとでは、調査の結果に影響はあると思いますか?
今回は、浮気調査をするには土地勘が必要なのか?というテーマでお話しをします。
経験上からの結論
土地勘があるということは、ある一定の範囲の地域における地形や地理、道路の構造、家屋・建物の配置、さらには生活習慣などについての知識が、直接の経験を通して身についていることを指す。
引用:Wikipedia
私の今までの経験から結論を言いますと、調査内容や探偵のスキルによってはカバーはできると思います。しかし、土地勘の有る無しで比較してみると調査結果に差があると感じます。
なぜなら、探偵の浮気調査では、効果的な調査をするために対象者の行動を予測したり、車両を追跡して発覚されないようにしなければなりません。
例えば、ひとつ前の道路で左折し先回りすれば、決定的なシーンが撮れるべきものが、先回りすることがわからずに撮れないこともあるのです。また、道に迷ったり、尾行したら不自然な所まで追跡してしまい警戒されてしまった。そんなミスも考えられるでしょう。
都市部と地方エリアの住民感覚は全く違う!
都市部と状況が異なりますから、地方エリアでは不審な動きをするととても目立つことは、あなたもご存知だと思います。
地方エリアでは「また何か変なヤツもいるよな!」そんな感じでは見てはくれません。都市部と違って地方エリアの住人は不審者や不審車両には敏感です。不審車両は、すぐに警察に通報されるのが一般的です。
ですから、都市部のような感覚で動かれては不審者でしかなく、地方エリアの調査は土地勘や地方感覚が必要だと感じています。
土地勘がない調査員のあるある
カーナビやスマホの地図アプリで行き先を検索しながら調査し、間に合わない!
地元民にとっては信じられないかも知れませんが、地名がわからず、移動するたびにカーナビやスマホの地図アプリで行き先を検索しながら調査をする。これでは一歩も二歩も出遅れることです。
例えば、苫小牧市では現在位置から最短距離の跨線橋や踏切がわからず、南から北へ線路を渡れず遠回りする傾向もあるようです。
メイン道路が渋滞していれば、線路沿いを走行すればスムーズだったりします。こんなことは、地図アプリでは示してくれません。それでは、早く到着すれば成功できるはずが、失敗する要因にもなりかねません。
調査対象者が道路を知り尽くしている地元民であれば、土地勘がない調査員が追えば不自然な道路や場所まで対象車両を追って行き、発覚されてしまう恐れもあるのです。
道を知っているだけではない!地元民なら知っている逢い引き場所がある
- 苫小牧市でよくカップルが、暗闇の車中で停車している場所は、どこでしょう?
- カップルが車を相乗りするのに、もう一台の車を長時間にわたり乗り捨て、駐車しておくのに便利な場所はどこでしよう?
- 夜間遅くまで、車を停めていても大丈夫な、無料の駐車場は?
- 不倫カップルが良く選ぶ、ラブホテルは?
地元だから知っている、そのような場所があります。苫小牧市に土地勘がある探偵なら、数カ所の逢い引き場所やラブホテルの位置やタイプを把握しているのは当然なことなのです。
やはり、知っていると証拠をつかむ成功率もあがります。